第5話 母が脳梗塞で意識不明。私が取った行動は

介護

一瞬の出来事

2度目の呼吸困難後
声をかけても、仙骨を触っても、水晶を使っても
母は瞼すらピクリとも動かず
人工呼吸器によって、ただ肺と心臓のみが動く状態で
丸2日が過ぎました。

 

3日目の朝。

「耳は最後まで聞こえているから」

と、皆さんに言われ
そう言えば母が散歩へ行く前に必ず言わせていた言葉を
耳元で唱えてみると、瞼がピクピク

動いたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(゚∀゚)

 

もうひとつ
1度意識が回復した際にバッグから出して欲しいと訴え
母が大事そうに手に握ったお守りがあり
何が書いてあるのだろうと、中を取り出し読むこと30分。

読み終えた瞬間に母が片目を一瞬開き、閉じた。

 

母は生きてる!!

 

そう確信し、体を動かさなければ!!
このまま寝かせていてはいけない思いに駆られて

「お母さん、大丈夫だからね」
「一緒に家へ帰ろうね」

母に声をかけながら
全く力の入らないダランとした腕や足を動かしていくと
黒目が上を向き、視点は合っていないけど片目がだんだんと
開くようになっていったのです。

 

 

母が脳梗塞で意識不明。 私がとった行動は ~入院から退院までの道のり~

 

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