もう、ピーピーうるさい!
2度目の呼吸困難を起こした日は兄が母のそばについていました。
水曜日に担当した医師が
(その病院では主治医制ではなく、曜日ごとのアルバイト医師でした)
呼吸器をちょっと外してみて、調子が良さそうだと
すぐに口から呼吸器を外したそうです。
その直後に母は呼吸が上手く出来ないので、兄が看護師さんに訴えると
「呼吸器を付けていた人はすぐには呼吸が上手く出来ないから」
と言い、様子を診てくれなかったと。
そして、みるみる顔色が変わり、物凄いうめき声をあげて。。。
その声が聞こえたのか医者がすぐさま駆け込んできて
人工呼吸器を再び付けたら全く動かない状態に。
その時、医師が兄に言ったのは
「肺炎の菌が残っていたのでしょうね」
その一言だけだったと。
それを聞いて
なんでもってきちんと調べないのか。
なんでもっと適切な処置をしなかったのか。
そんな一言で片づけてしまうなんて。。。
悔しくてたまらなかった。
その晩は兄と2人で病院に泊まり
2人で母に声をかけマッサージをしていると
他の患者さんの人工呼吸器が鳴り出すと
「もう、ピーピーうるさい!」
と、怒鳴りながら病室に看護師が入ってきたのです。
兄と私、その姿を見てお互いに目を合わせて
「この病院にお母さんを1人に出来ないね」
そこから4か月の間、病院へ泊まり込む生活となりました。
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