第3話 母が脳梗塞で意識不明。私が取った行動は

介護

魔の水曜日

2日土曜日の夜中より
昼にお風呂へ入りに行く以外は母の病室にいて
夜もパイプ椅子に座りながら母のそばにずっといました。

 

4日後の水曜日。
横浜での仕事が1日あり、早朝母はまだ寝ていたので

「仕事が終わったら、すぐに戻るよ」

と、そっと声をかけて病院を出て仕事に向かいました。

ひと仕事を終えて、ご飯を食べ一息ついた後
ふと、母は大丈夫かなと思い16時頃に父へ電話をしてみると

「お母さん、また呼吸困難を起こしたから、すぐに帰って来てくれ」

えーっなんでまた呼吸困難!?・・・

 

夜の仕事を取りやめて、急いで病院へ駆けつけ到着したのは18時。
母はベッドの上で仰向けに真っすぐ寝かされ
声をかけても触っても瞼すらピクリとも動かず
背中は汗がびっしょりとかき、汗で冷たい状態でした。

仙骨をどんなに摩っても動くことがありませんでした。

 

親族も集まり、院長先生からの説明が長々とありましたが

院;「原因が分からない」

と言われた瞬間に

私;「原因が分からないでは困る。分からないなら他の病院へ転院させて欲しい」

私が声を荒げて言うと、それまで穏やかだった院長が

院;「まずは意識回復が先だー(`Д´)」

怒鳴り返してきた。

 

意識回復って。。。お母さん意識戻っていたのになんで。。。
悔しい思いで涙が止まりませんでした。

前日、母の横で椅子に座って寝ている私の手をそっと撫でてくれたのが
母が自分の意志でちゃんと体を動かせた最後の日でした。

 

母が脳梗塞で意識不明。 私がとった行動は ~入院から退院までの道のり~

 

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